異端科学を楽しむ

3.異端科学各論

(3)物理学・化学関係

錬金術

卑金属から金等の貴金属を生み出す技術。物質を、完全状態に変える(生成する)力のある賢者の石(バージンストーン)を用いれば、卑金属を貴金属に変える事ができるとされる。この意味で、錬金術とは、賢者の石を発見あるいは作成することである。錬金術の研究は、化学の基礎を築いたともいえ、近代科学成立以前は、異端科学とはいない。賢者の石を用いて、不老不死が実現するとの主張もある。

タキオン

光速(真空中の光速)を超える速度で移動する粒子、あるいは物体。相対性理論では、物体は、どんなに加速しても光速に達すること、あるいは光速を超えることはできない。しかし、超える速度で運動という解もあるので、もともと光速を超えていれば、相対性理論と矛盾しない。これを信じれば、タキオンの奇妙な性質が導かれる。タキオンは、加速しようとすると減速し、減速しようとすると加速する。タキオンの静止質量と固有時は虚数である(タキオンは光速以下には減速できないので、静止しないのでず、静止質量に意味があるかどうかは疑問)。タキオンと通常の物質が相互作用すると、因果律が破られる可能性がある(初体験前に戻してもらうことも可能?)。

アンチ相対論

相対論を否定するさまざまな説。ちょっと勉強すれば理解できるようなパラドックスから、超難解(そうにみえる)理論まで、いろいろある。窪田登司、後藤学などの著作が有名。定番は、マイケルソン・モーリーの実験結果の否定や、実験に対する別の解釈、日常的な感覚とのずれに基づく否定などである。

フリーエネルギー

空間に充満しているエネルギーを何らかの方法で取り出す技術。各種の考案があるが、モーター類似のものや、磁石を用いたものが多い。類似のものとして、反重力装置などのUFOの飛行原理もある。これらが本当であれば、(少なくとも第2種の)永久機関が実現する。読み物としては、結構面白いものもありますが・・・

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